映画観客動員数ランキングで順位を上げ続けている映画「この世界の片隅に」。
のんこと能年玲奈さんが主人公の声を務め、『マイマイ新子と千年の魔法』などの片渕須直監督が6年もの歳月をかけて作り上げた傑作です。
あまりの人気に拡大公開が決定した「この世界の片隅に」のヤフーの評価や有名人の感想などについてご紹介します。
「この世界の片隅に」とは?
原作はこうの史代氏による漫画です。
双葉社が創刊している漫画アクションで2007年1月23日号~2009年1月20日号までのおよそ2年間に渡り、連載されていました。
単行本も発売されており、上巻、中巻、下巻の3作で構成されたものと、前編、後編の2作で構成されたものの2種類があります。
「この世界の片隅に」のあらすじ
1944年(昭和19年)、絵が得意な少女浦野すずは広島市江波から呉の北條周作のもとに嫁ぐ。戦争で物資が不足する中、すずは不器用ながらも懸命にささやかな暮らしを守るが、軍港の呉はたびたび空襲を受けるようになり、1945年(昭和20年)6月、すずも爆風で右手首から先を失う。見舞いにきた妹のすみからお祭りの日に帰ってくるよう誘われるが、その当日8月6日、呉では閃光と轟音が響き、広島方面からあがる巨大な雲を見る。8月15日、ラジオで終戦の詔勅を聞いたすずは、今まで信じていた日常を裏切られたくやしさで泣き崩れる。翌年1月、すずはようやく広島市内に入り、祖母の家に身を寄せていたすみと再会。両親は亡くなり、すみには原爆症の症状が出ていた。廃墟となった市内で、すずはこの世界の片隅で自分を見つけてくれた周作に感謝しながら、戦災孤児の少女を連れて呉の北條家に戻るのだった。
出典:wikipedia
舞台は1944年(昭和19年)、終戦1年前の広島です。
絵が得意な少女・浦野すずが戦前戦後の過酷な時代を生きた姿を描く感動作となっています。
見て損することは絶対にないので是非映画館に足を運んでみてください。
映画『この世界の片隅に』予告編
「この世界の片隅に」のヤフー映画の評価は?
12月6日時点での「この世界の片隅に」のYahoo!映画での評判を見てみました。
評価数は6,419件で、点数は5点満点中4.39点!
作品の方向性が違うので比較しても意味はありませんが「君の名は。」との数字の違いを見てみましょう。
現時点で「君の名は。」の評価数は29,900件で、点数は5点満点中4.19点!
「君の名は。」の評価も高いのですが、「この世界の片隅に」がどれほどまでに高評価であるかが分かります。
「君の名は。」は世界的にも成功し、各国で興行収入1位が続出するほどの人気作となりました。
日本での興行収入は200億円に到達し、日本アニメ映画の中では「千と千尋の神隠し」に次いで2位となったばかりですね。
一方、「この世界の片隅に」は興行収入が4億5000万円を超え、観客動員も32万人を突破したことが報道されました。
数字が小さいと思われるかも知れませんが公開館数が大きく異なります。
今後上映館数を増やしていくということなので、少しでも多くの人に見てもらいたいなと思います。
この後12/6(火)NHKニュースウォッチ9(21〜22時)で、『この世界の片隅に』が紹介される予定です。緊急取材を終えたテアトル新宿にて📷
映画館、本日も熱くにぎわっております。ありがとうございます! pic.twitter.com/aDcj8AqCwt
— 『この世界の片隅に』全国拡大上映中! (@konosekai_movie) 2016年12月6日
「この世界の片隅に」のtwitterでの評価・反応
「この世界の片隅に」への有名人の反応や評価
日本の芸能界でも、この世界の片隅に対する評判は軒並み良いものとなっています。
映画監督
福間健二
「わたしたちの夏」「秋の理由」などの映画監督。
政治家
小野田紀美
自由民主党所属の参議院議員。
漫画・アニメ業界
岸田メル
「ロロナのアトリエ」などのイラストレーター。
貞本義行
言わずと知れた日本のアニメーター、漫画家。「新世紀エヴァンゲリオン」で有名。
久保ミツロウ
「モテキ」の作者。
ゆうき まさみ
「パトレイバー」の作者。
芸能人
大久保佳代子
お笑いコンビ「オアシズ」のメンバー。
ビビる大木
お笑いタレント。
ようやく観た!
映画『この世界の片隅に』のんチャンの声良かったな〜✌️️✌️️
以前観た映画『夕凪の街 桜の国』を思い出した。
そうしたら原作が同じ先生でした。😄 pic.twitter.com/3IDHOYty6c— ビビる大木 (@bibiruookichan) 2016年11月30日
やついいちろう
お笑いコンビ「エレキコミック」のボケ担当。
川島明
お笑いコンビ「麒麟」のボケでネタ作り担当。
徳井健太
お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」のツッコミ担当。
大谷ノブ彦
お笑いコンビ「ダイノジ」のメンバー。
マキタスポーツ
お笑い芸人、ミュージシャン、俳優。
水道橋博士
お笑い芸人で浅草キッドのメンバー。
山里亮太
お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のツッコミ担当。
音楽業界
直井由文
BUMP OF CHICKENのベーシスト。
『この世界の片隅に』を観に行ってきました🚶🏻観れて良かった。 pic.twitter.com/bb836m8HGp
— CHAMA (@boc_chama) 2016年11月15日
小出祐介
ロックバンド・Base Ball Bearのリーダーで、ボーカル兼ギター。
黒沢薫
ゴスペラーズのメンバー。
歌広場淳
ゴールデンボンバーのメンバー。
アイドル
春名風花
女優、元子役、タレント、声優。

中川翔子
マルチタレント。
福岡 聖菜
AKB48 木﨑チームBのメンバー。
峯岸みなみ
AKB48チームKのメンバー。
「この世界の片隅に」の評価は海外でどうなるか?
「この世界の片隅に」の世界進出を支援するクラウドファンディングでは瞬く間に資金が集まり、目標金額を超えました。
海外ではまだ上映されていないため、海外の評価は分かりませんがきっと海外でも受け入れてもらえるかと思います。
追記
2016年度の優秀作品映画を選ぶ『キネマ旬報ベスト・テン』が1月10日に発表され、日本映画の1位に「この世界の片隅に」が選ばれました。
アニメ映画で1位を取るのは1988年の「となりのトトロ」以来、28年ぶりの快挙です。また、片渕須直監督は監督賞を受賞しました。
– 追記終わり –