秋の大きなイベントとしてハロウィンがあります。

日本ではバレンタイン市場と同等にまで成長し、すっかり定着してきていますね。

仮装して出掛けるまではしなくても、グッズや食品を買って楽しむ方も多いことだと思います。

近年、大きな盛り上がりを見せるハロウィンですが、由来や起源を知らないままでいませんか?

ここではハロウィンに関する基礎知識をご紹介します。

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ハロウィン2016はいつ?

2016年のハロウィンの日は10月31日(月)となっています。

毎年9月くらいからテーマパークでハロウィンイベントが始まったり、街でハロウィンの装飾が見られるようになることもあって、正確な日にちを知らないままの人も意外と多いですが、毎年10月31日がハロウィンの日なのです。

今ではハロウィンも日本に定着してきていますが、一番の火付け役となったのは東京ディズニーランドのハロウィンイベントで、1997年に初開催されました。

これをきっかけとして、各地で行われるハロウィンイベントは年を追うごとに盛大な盛り上がりを見せるようになりました。

 

ハロウィンの由来や起源は?

ハロウィンとは、万聖節(キリスト教で毎年11月1日にあらゆる聖人を記念する祝日)の前夜祭のことで、秋の収穫を祝い、悪霊を追い払うための祭りのことを指します。

万聖節は「All Hallow’s」と呼ばれるのですが、その前夜を意味する「All Hallow’s Eve」が省略されて「Halloween」になったとされています。

ハロウィンは数千年前の古代ケルト人の祭りが起源だと言われ、ケルト人は1年の終わりを10月31日と定めて、その夜を死者の祭りとしていました。

なぜなら、死者の霊が家族のもとを訪ねてくる夜であり、また、悪魔や魔女が子供をさらう夜でもあると信じられていたからです。

日本で言うと、お盆のような感じですね。

そして、死者の霊を導き、悪魔を追い払うために、焚き火をされるようになりました。

ハロウィンで仮装する意味は?

ハロウィン仮装

ハロウィンでは、死者の霊に加えて、悪魔や魔女もこの世にやって来て、子供をあの世に連れて行こうとします。

そこで、ハロウィンの時期だけ悪霊に見せかけたお化けの衣装で仮装し、仲間だと思わせることで、子供たちを悪霊から守っていたのです。

悪魔や魔女は人間の魂を奪おうとしますが、仲間であればそのようなことはしないのです。

また、この世に来た悪魔たちが、人間の恐ろしい姿を見て、怖がって逃げてしまうという説もあります。

いずれにせよ、魔除けの意味合いから仮装する風習が受け継がれてきました。

ハロウィンの仮装には、魔女やゾンビ、ガイコツ、幽霊、コウモリ、魔物などがあります。

トリック・オア・トリート(Trick or Treat)の意味は?

ハロウィンでは、仮装した子供達が近所の家を回り、「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」と尋ねて、お菓子をもらう風習があります。

お菓子を配ることにも魔除けの意味があり、外を徘徊している霊たちが家の中に入らないように、お菓子を渡すことで元の世界に戻ってもらうのです。

さて、この言葉にはどのような意味があるのでしょうか?

  • Trick・・・いたずら
  • Treat・・・おもてなし

直訳すると「いたずらされるかおもてなしするか」です。

子供に対するおもてなしというと、お菓子を出すことになるため、意訳すると「お菓子をくれないといたずらするぞ」になりますね。

では、トリック・オア・トリート(Trick or Treat)と言われたときはどのように返事すれば良いのでしょうか?

アメリカでは「ハッピーハロウィン!(Happy Halloween)」と返答することが一般的です。

日本語に訳すと「ハロウィンを楽しんでね!」となります。

それ以外の返事としては「トリート(Treat)」もあります。

もし断った場合は、「トリック(Trick)」を選んだのですから、いたずらされてしまいます。

海外の例としては、玄関に卵を投げつけられたり、水鉄砲やスプレーでいたずらされてしまうようです。

かぼちゃお化け「ジャック・オー・ランタン」の由来は?

ジャック・オー・ランタン

ハロウィンと言えば、かぼちゃのお化けですよね。

かぼちゃをくり抜き、中にロウソクを灯したものを「ジャック・オー・ランタン(Jack-o’-Lantern)」と呼びます。

名前の由来は、昔のアイルランドのジャックという男から始まります。

昔、ジャックという悪いことばかりする男がいました。あるハロウィンの夜、ジャックは魂を取るためにやって来た悪魔と出会います。

ずる賢いジャックは悪魔を何度も騙し、自分が死んでも地獄には行かないという約束を交わしました。

そして、年月が経ち、死んでしまったジャックは、生前に悪いことばかりしてきたせいで天国に行くことも出来ず、仕方なく地獄へと向かいます。

しかし、以前に交わした悪魔との約束のせいで、地獄に入ることさえ許されませんでした。

困り果てたジャックは「私はどこへ行けばいいんだ?」と悪魔に尋ねると、悪魔は「元いた場所へ戻れ」と答えました。

ジャックは来た道を引き返し、トボトボと歩き始めましたが、その道はとても暗く、強い風が吹いていました。

そこで、悪魔に「灯りをくれ」と最後のお願いをすると、悪魔は地獄で燃えている炎の魂をジャックに渡しました。

ジャックは炎を受け取ると、道端に転がっていたカブをくり抜いて、その中に炎を入れて提灯(ちょうちん)を作りました。

そして、それを手に、現在もこの世とあの世を永遠に彷徨い続け、「提灯のジャック」(ジャック・オー・ランタン)と呼ばれるようになりました。

このジャックの伝承がアメリカへと伝わる際に、カブがかぼちゃにへと変わったと言われています。

アメリカではカブよりもかぼちゃの方が手に入りやすく、加工もしやすいのです。

そして、かぼちゃを人の顔のようにくり抜いて作ったランタンのイメージが世界に広まるようになりました。

ちなみに、スコットランドでは今でもカブが使われているそうです。

おわりに

ハロウィンに関する基礎知識をご紹介してきました。

本来のハロウィンは、キリスト教やケルト文化によって生まれた宗教的な意味のある行事ですが、日本のハロウィンは娯楽要素が強くなっています。

ハロウィンのことをあまり知らずに仮装やかぼちゃの飾りをする人も多いですが、由来や起源を知ることで、よりハロウィンへの関心が高まったのではないでしょうか?

ディズニーやUSJでは、毎年盛大なハロウィンイベントが開催されています。

各地ではハロウィンパレードが催されるところもありますので、機会があれば参加してみてください。

 

ディズニーやUSJのハロウィンイベントについては以下の記事を参照してください。

記事:ディズニーハロウィン2016の見どころ紹介!仮装期間はいつ?

記事:USJハロウィン2016はホラーナイトが怖い!仮装期間はいつ?