新型カンジダ症の患者が米国で初めて報告されたことが明らかとなり話題となっています。

この病気の原因は「Candida auris(カンジダ・オーリス)」という真菌で、米国で報告された13人のうち4人は既に死亡しているそうです。

今回は新型カンジダ症(Candida auris)の症状や感染経路、予防方法などについて見てみましょう。

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新型カンジダ症とは?

新型カンジダ症の原因となっているのは「Candida auris」という真菌で、抗生物質が効かないため、感染者の60%が死に至るそうです。

米国でも13人のうち4人は既に死亡しているとのことなので致死率が高いですね。

 

イギリスの疾病対策センターのトム・チラー氏によれば「Candida auris」はカンジダ症の治療として使われる主要な抗真菌薬1~3種に耐性があることが判明しています。

高い致死率も薬剤耐性があることが影響しているのかもしれません。

 

2009年に初めて日本で発見され、これまでにイギリス、インド、南アフリカ共和国、クウェート、コロンビア、パキスタン、ベネズエラ、韓国で確認されていました。

今回はこれに米国が追加されることになります。

 

米疾病対策センター(CDC)は今年の6月に新型カンジダ症が世界的な脅威になりつつあると警鐘を鳴らしていました。

新型カンジダ症の症状は?

通常のカンジダ症は口の中や性器、皮膚など、粘膜や皮膚組織で発症します。

口の中で発症すると口の中に白いカビ状の病態が現れます。

 

口腔カンジダ

 

口腔カンジダであれば飲み込むときに違和感があったり、舌に痛みを感じたり、口臭が発生したりします。

 

新型カンジダ症はどのような症状が出るのか、特有の症状があるのかといったようなことはまだ具体的には分かっていません。

薬剤耐性があり、致死率が高いといった特徴の他は通常のカンジダと同じような症状なのかもしれません。

新型カンジダ症の感染経路は?

新型カンジダ症は人間同士の接触で感染する他、カンジダ菌が付着したものに触れるだけでも感染してしまうそうです。

病院では定期的な患者のスクリーニング、汚染除去、隔離などをしないと院内感染を防ぐことは難しいと言われています。

新型カンジダ症の予防方法は?

新型カンジダ症の発症をできるだけ抑えるために日頃からできることはやっておきましょう。

予防方法は以下の通りです。

 

  • 定期的に手を洗う
  • 局部を清潔に保つ
  • 清潔な下着を着用する

 

ぴったりとしたズボンを履かない、プールから出たら水着を着替えるといったこともオススメされています。

 

また、糖分を摂り過ぎると膣内の善玉菌のバランスが崩れて性器カンジダ症を招く恐れがあるようです。

カンジダは真菌(カビの一種)でイースト菌の仲間とも言われており、イースト菌は糖分を栄養とするので糖分の摂り過ぎはよくないみたいですね。

おわりに

新型カンジダ症の感染経路や予防方法などについて見てきました。

新型カンジダ症に関する情報はまだが少ないですが、発症すると死の危険があるので日頃から体は清潔に保つように心がけましょう。

 

カンジダについては以下の動画で詳しく説明されています。

 

カンジダについて